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矯正前の疑問

2024.01.09

歯列矯正治療の費用相場はどのくらい?内訳や支払い方法を知ろう

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こんにちは。さっぽろ矯正歯科クリニック、院長の桜田です。

 

矯正治療を受けたいけど、費用が高額なのであきらめている人は少なくありません。

 

矯正治療は装着する装置の種類や方法により費用は異なり、支払い方法も選ぶことができます。

 

歯科矯正治療の費用の相場や内訳、支払体系、ローンや分割払いが可能かどうかなどについて詳しくご紹介していきます。

歯並びのよい親子

 

 

歯科矯正治療の費用の相場とは?内訳や支払い方法について知ろう

 

永久歯列を対象とした本格矯正(大人の矯正)にかかる費用のトータルは60~150万円ほどです。

 

装置の種類による費用の目安は下記のとおり。

  • ・メタルブラケット:60~80万円
  • ・セラミックブラケット:70~90万円
  • ・裏側矯正:90〜150万円
  • ・マウスピース矯正:60~150万円
  • ・子供の矯正:10~80万円

 

矯正治療の種類については「矯正装置にはどんな種類がある?メリット・デメリットも踏まえて紹介」でも、詳しくご紹介しています。

 

矯正治療が高額となる理由は、自費診療であるからです。

医療保険が適用となる矯正治療は顎変形症や厚生労働省が定めた先天疾患が対象となります。

 

詳しくは「歯科矯正は医療費控除の対象となる?申請方法や控除額の計算方法も」で解説していますので、ご確認ください。

 

子どもの矯正治療は乳歯と永久歯が混在する6歳から12歳くらいまでの「Ⅰ期治療」と、永久歯列期となる13歳以降の「Ⅱ期治療」に分けて治療を進めます。

 

「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」でそれぞれ費用が発生します。

 

子どもの矯正治療は「Ⅰ期治療」という大項目で料金を設定している場合と、装置ごとに設定している場合があります。

 

「Ⅰ期治療」という大項目で設定している場合の費用は20~40万円ほどが一般的でしょう。

装置ごとの費用は約3〜20万円です。

費用の設定は歯科医院よってばらつきがあるので、事前に確認しましょう。

 

 

歯科矯正治療の費用の内訳

矯正治療は初めにカウンセリングから始まり、段階的に進めていきます。

それぞれの段階で発生する費用について解説します。

 

カウンセリング

最初にカウンセリング(相談)を受けていただきます。

カウンセリングは無料のところもありますが、有料の場合は約3,000〜5,000円です。

 

カウンセリングでは患者様の歯並びの状態を確認させていただき、治療方法や費用などについてご説明します。

また、ご心配なことなどについて質問を受けます。

 

検査

口腔内や顔貌の写真・歯型の採得・レントゲンやCT撮影・歯や歯茎、顎関節の健康状態の診査など、次の診断と治療計画のために資料をそろえます。

 

検査にかかる費用は3〜6万円程です。

 

診断

検査で得られた情報を総括して、診断・治療計画や治療費などについて具体的にご説明します。

 

費用は3〜5万円ほどです。

 

治療

矯正治療で抜歯が必要になる場合、抜歯の料金は自費診療に準拠します。

小臼歯の場合は1本につき5,000円前後でしょう。

 

治療費の項目の設定は歯科医院によってばらつきがあります。

よくある項目としては基本治療費、技術料、装置料、毎回の処置料、保定装置料、経過観察料などが代表的です。

それらを合算して治療費として請求しますが、処置料や経過観察料は合算せずに都度支払うところもあります。

 

装置ごとに料金が異なりますが、使う金具のコストや技術的な面で差があるからです。

それぞれのメリットデメリットがあるので、よく確認しましょう。

 

処置料の内訳

歯を動かすためには弱い力を一定期間加えることを繰り返すことが必要です。

大抵は1カ月に一回の頻度でワイヤーや金具を調整したり交換したりして力を加えていきます。

 

都度の調整に必要な費用として処置料があります。

処置料は5,000〜10,000円くらいの範囲で設定しているところが多いです。

 

保定装置料

金具を外した後に、後戻りを抑える装置です。

 

装置の種類はさまざまで3〜5万円ほどが一般的です。

 

経過観察料

保定期間中は数カ月おきの通院となります。

その時に保定装置の調整や歯並び、かみ合わせの状態を確認します。

 

費用は約3,000〜5,000円が一般的です。

 

 

歯科矯正治療の費用の支払体系

カウンター

歯科矯正治療の費用の支払体系は、大きく分けて3種類に分けられます。

「治療費総額制」「処置料別払い制」「ステップ別支払い制」です。

 

それぞれ解説していきます。

 

治療費総額制(トータルフィー制)

ほとんどすべての治療費を一括で支払う方法です。

治療期間が延びて費用が余計にかかることがないことが特徴です。

 

お子さまが通院する際はお金を持たせなくても良く、分割の計画も立てやすいことがメリットです。

 

処置料別払い制

装置代や技術料など大きな部分は一括で支払い、処置料のみ来院の都度に支払う方法です。

最初に支払う費用が治療費総額制より安価になりますが、治療期間が長引くと最終的な総額が高くなる可能性があります。

 

ステップ別支払い制

治療の進行を4~5段階に分けて、それぞれのステップに進んだ時に支払いする方法です。

 

各ステップごとに料金の設定があります。

全額を支払わずに治療を受けた分だけ支払うことになるので、転居・転院の予定がある場合などに便利な支払い方法です。

 

ほかにも歯科医院独自の方法を設定しているところもあるので、確認してみてください。

 

 

歯科矯正治療の費用はローンや分割払いも可能?

矯正治療費は高額のため、歯科医院ごとに支払い方法の選択ができるようになっていることが多いです。

いくつかの支払い方法についてご紹介します。

 

院内分割

治療費を設定された期間内に歯科医院の窓口で分割払いする方法です。

 

歯科医院独自の支払いルールなので金利手数料はかかりませんが、支払期間が短いので一回の支払金額はほかの分割払いよりも高くなります。

現金払いが原則です。

 

デンタルローン

デンタルローンとは、信販会社が扱う歯科治療の支払いを目的としたローンです。

取り扱っている会社は数社あります。

信販会社が歯科医院に治療費を支払い、患者さまは信販会社に毎月お金を支払うという流れです。

 

信販会社の審査がありますので、審査が通らないと利用することができません。

必ずデンタルローンを受けられるとは限らないので、デンタルローンを利用できない場合のほかの支払い方法も考えておくと良いでしょう。

 

通常のカードローンよりも金利が低いのがメリットです。

 

金融機関の多目的ローン

銀行や信用金庫では、多目的ローンを用意しています。

多目的ローンとは文字通り、歯科治療費の限らず、借入の目的範囲が広いことが特徴です。

 

支払い期間や金利手数料は金融機関によって異なります。

金融機関からお金を受け取って、患者さまが歯科医院に支払う流れになります。

 

クレジット分割払い

クレジットカードの分割払いを利用する方法です。

歯科医院が取り扱っているカード会社や支払い回数を確認しておきましょう。

金利は高めであることも多いので気を付けましょう。

 

なお、治療を受ける方が未成年の場合は、保護者名義で契約することになります。

特にデンタルローンや金融機関の多目的ローンは未成年では組めないので、保護者の方に契約者になってもらう必要があります。

 

さっぽろ矯正歯科クリニックでは、治療費総額制(トータルフィー)とステップ別支払い制を採用しています。

分割は院内分割・デンタルローン・クレジット分割を利用できます。

 

また、一括払いの場合は窓口現金のほかに銀行振り込みや各種クレジット、QRコード決済(PayPay・楽天Pay)を利用でき、ご自身に合った支払い方法を選択が可能です!

 

 

歯科矯正治療の費用相場や支払体系を知っておこう

永久歯列の対象とした、大人の矯正費用の相場は60〜150万円ほどです。

 

歯科矯正治療の費用の内訳は、カウンセリング・検査・診断・治療にそれぞれ費用が発生します。

処置料金の内訳は、保定装置料・経過観察料がかかってきます。

 

費用帯は歯医医院によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

歯科矯正治療の費用の支払体系は大きく分けて3つ。

「治療費総額制」「処置料別払い制」「ステップ別支払い制」です。

 

矯正治療費は高額のため、歯科医院ごとに支払い方法の選択ができるようになっています。

「院内分割」「デンタルローン」「金融機関の多目的ローン」「クレジット分割払い」などが可能です。

 

さっぽろ矯正歯科クリニックでは、また、一括払いの場合は窓口現金のほかに銀行振り込みや各種クレジット、QRコード決済(PayPay・楽天Pay)を利用が可能です。

 

歯科矯正治療の費用相場や支払体系を事前に知っておきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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