治療例
外科矯正 2023.09.21

骨格性下顎前突症

医院長からのコメント

骨格性下顎前突症は咀嚼能率の低下、奥歯の負担が大きくなることから歯の寿命が短くなる、口腔内の唾液循環が悪いことによる歯周病や口臭の原因となります。また、プロファイルのコンプレックスからの解放は精神衛生的な改善に大きな期待がえられます。これからの豊かな生活の一助となるでしょう。

Before

After

治療期間

治療期間は30ヶ月を要しました。上下顎骨の位置関係に大きなズレがあるため、外科矯正の適応と診断しました。手術は上顎骨を前方に、下顎骨を後方に移動させてかみ合わせと口元や横顔のバランスを改善しました。入院期間は2週間ほどでした。

治療内容

主訴 受け口
診断名 骨格性下顎前突症
年齢 17歳
装置名 マルチブラケット
抜歯部位 下顎左右側の親知らず
治療期間 30ヶ月
総額 保険診療3割負担で、矯正治療は約25万円 手術入院費は約20万円
リスク かみ合わせや顎骨の大きなずれは、歯の寿命に影響を与えたり、全身的には不定愁訴を訴えたりすることがあります。手術直後は顎のしびれが生じますが、次第に収まります。
副作用 特別な副作用はありませんでした

担当歯科医師

さっぽろ矯正歯科 院長桜田 明宏

日本歯科専門医機構認定矯正歯科専門医

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